和紙ちぎり絵に主に使われる手すき和紙の種類です。
・板締紙
漉き上がった紙を折りたたんで、
両面から板を当てて強く縛り染色したものです。
板の当たっていない部分が染色され、柄として染め出されます。
濃淡のぼかしがはっきりしているので、和紙ちぎり絵の初心者にも
扱いやすいです。
・典具帖紙
和紙のなかで最も薄く、透明感があり、やわらかな上質紙です。
夕焼け空をイメージする茜染や、ぼかし染、三段ぼかし、
グラデーション染、天目染などがあり、
作品の陰影や全体のバックなどに使うと効果的です。
・雲龍紙
いろいろな模様に漉き込んである楮の長い繊維が透けて見える和紙です。
多様な使い方ができます。
・落水紙
漉いた薄紙がまだ湿った状態のときに、
水を噴霧状に落として小さな穴をあけた紙です。
とても薄い紙ですが、丈夫で繊維の長さもあり、作品のふちどりや
人や動物などの毛などの部分に便利です。
和紙ちぎり絵の台紙に使われるのは、主に色紙ですが、
他にもいろいろと使って作品を楽しむことができます。
短冊やミニ色紙はもちろん、
お祝い、クリスマス、グリーンカードなどを送っても
喜ばれると思います。
ハガキでも、ちぎり絵は使われますが、官製はがきより、
和紙のはがきを使用した方が、きれいに仕上がります。
うちわも実際に使用しなくても、飾りとしてもよいと思います。
他にも、コースター、ブックカバー、栞、
また、空き缶やガラス瓶、ペン皿などにも応用できます。